【CL】レアル・マドリーが2年ぶり11度目の優勝!

【CL】レアル・マドリーが2年ぶり11度目の優勝!

2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝が行われ、レアル・マドリーがPK戦の末にアトレティコ・マドリーを破り通算11度目の優勝を飾った。MOMは先制ゴールのS・ラモス。

2013-14 CL決勝、ポルトガルのリスボンで開催されたマドリード・ダービーは延長戦の末、レアル・マドリーが4-1と勝利を収めた。そして2年後の5/28、ミラノのサン・シーロスタジアムに舞台を移してCL決勝で再び激突。バルセロナ、バイエルンと強豪を倒してきたアトレティコの猛攻を最小失点に耐え凌いだレアル・マドリーは、PK戦で5人全員がしっかりと決めて2年ぶり11度目の欧州制覇を果たした。アトレティコは3度目となる悲願の欧州制覇への挑戦も無念の準優勝となった。

レアルが11度目のビッグイヤーを獲得

UEFAチャンピオンズリーグ 2015-16 決勝

【会 場】サン・シーロ(イタリア - ミラノ)
レアル・マドリー 1 – 1
PK 5-3
アトレティコ・マドリー
S・ラモス(15’) 得点 カラスコ(79’)

両チームのスタメン

両チームのスタメン

試合内容

年明けからレアル・マドリーを率いるジダン監督と、堅守速攻で欧州屈指の強豪に押し上げたシメオネ監督の采配にも注目が集まる一戦。レアル・マドリーのフォーメーションはBBCを前線に揃えたお馴染みの4-3-3、アトレティコはグリーズマンの相棒にF・トーレスを起用した4-4-2でキックオフ。

お互い手の内を知り尽くしたカードは序盤から激しく動く中、最初のチャンスはレアル・マドリーが迎える。右サイドのFKをベイルがシュート性のボールを入れると、ベンゼマが左足で合わせるもGKオブラクが間一髪足でセーブ。キッカーが豊富なレアル・マドリーのFKは驚異となるが、15分に早くもそのFKからレアル・マドリーが先制点をあげる。

今度は左サイド低めの位置からからクロースが正確なボールをニアへ送ると、ベイルが頭でそらしゴール前のS・ラモスが左足で押し込みレアル・マドリーが1-0とする。2年前のCL決勝でアディショナルタイムに起死回生の同点ヘッドを決めたキャプテンが、大舞台で再び大仕事をやってのけた。

リードを奪ったレアル・マドリーは無理をせず、しっかりと引いて守り得意の高速カウンターに切り替える。アトレティコもレアル・マドリーの戦術は十分理解しているため、スペースをケアしながらボールを繋いでチャンスを覗うが、レアル・マドリーの守備陣形を崩せず前半はこのまま終了する。

膠着状態になりそうなリズムを変えるべく最初に動いたのはシメオネ監督。ハーフタイムで中盤のフェルナンデスに代えてカラスコを投入すると後半開始直後の46分にビッグチャンスを迎える。グリーズマンのパスをPA内で受けようとしたF・トーレスがペペのファウルを誘ってPKを獲得。しかしキッカーのグリーズマンはシュートをクロスバーに当ててしまい同点のチャンスを逃してしまう。

PK失敗、それもCL決勝となると意気消沈しレアル・マドリーに畳み掛けられる可能性もあったが、今季のアトレティコは精神的にも逞しくなり一段と攻撃の圧力を高めていく。ガビ・コケ・サウールにカラスコとテクニシャン揃いの中盤が、攻撃に厚みを持たせレアル・マドリーを自陣に張り付かせる。レアル・マドリーは52分にカルバハルが負傷しダニーロと交代するアクシデントに見舞われ、攻撃陣もモドリッチが前を向かない限り良い形ができない。

試合はアトレティコペースで進み、今度はジダン監督がカードを切る。72分にクロースを下げてイスコ、77分にはベンゼマに代えてバスケスが入るとチャンスが続く。しかしロナウドとベイルがシュートを放つも2点目を奪うことはできない。逆に猛攻を耐えたアトレティコは79分にガビがボールを浮かせて右サイドのスペースに落とすと、ファンフランがダイレクトで中央に折り返しカラスコが飛び込んでついに1-1の同点に追いつく。その後は互いに勝ち越しを狙うも得点は生まれず延長戦へ。

延長戦は両チームとも疲労から中々決定機を作れずゴールが遠い。120分終了のホイッスルが吹かれ、ビッグイヤーの行方はPK戦に。プレッシャーがかかる状況でもお互いきっちり決めて迎えたアトレティコの4人目、ファンフランのシュートがポストを叩いて失敗。レアル・マドリーは自分が決めて優勝すると5人目を志願したロナウドが冷静にゴールネットを揺らし、ついに歓喜の瞬間を迎えた。