京都 | PANDA Chronicle

歴史ある神社や寺、日本らしさを感じられる街並みが魅力。

国宝の本堂や千体以上の仏像に圧倒される「三十三間堂」
京都市東山区にある「三十三間堂」は天台宗の古刹で、整然と並ぶ千手観音像の壮観な光景が有名。史料から往時の姿を再現した池泉回遊式庭園も美しく、季節の草花や緑を楽しめる。 三十三間堂の正式名称は蓮華王院(れんげおういん)で、本堂の内陣に33の柱間があるという特徴から由来している。平安時代の1164年に後白河上皇が平清盛の寄...
日本の伝統建築が昇華され歴史を受け継ぐ「平成知新館」
京都駅の北東、三十三間堂の北向いに位置する京都国立博物館「平成知新館」は2014年9月に開館。設計はアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)新館と同時並行で進めた谷口吉生。 平成知新館は1897年5月に開館した京都国立博物館の収蔵品鑑賞施設だった平常展示館をリニューアル。考古・絵画・書跡・工芸など様々な分野にわたる...
京都花街の祇園に鎮座し、安寧を願い続ける「八坂神社」
京都のメインストリート、四条通の東端に位置する「八坂神社」。日本三大祭の一つに数えられる祇園祭でも知られ、厄払いや縁結び・美容などのご利益があり連日多くの参拝者で賑わっている。 八坂神社は素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とし、全国に点在する約2,300の八坂神社や祇園信仰神社の総本社。創祀(そうし)は794年の平安...
江戸時代の貴重な宮家が美しく蘇る「二条城 本丸御殿」
世界各国の観光客で賑わう世界遺産の元離宮二条城。中でも本丸御殿は長期間の保存修理が2024年3月末で完了し、同年9月からの一般公開に向けて優美で繊細な宮家住宅の復活が迫ってきた。 二条城の中心区画にあたる本丸御殿。元々は3代将軍・徳川家光により1626年に建てられたが、1788年の京都の歴史上最大の火災・天明の大火によ...
世界の名画を屋外で鑑賞する「京都府立陶板名画の庭」
京都の北山エリアにある世界で初めての絵画庭園「京都府立陶板名画の庭」は1994年3月に開園。京都府立植物園に隣接し、設計は安藤忠雄で世界の名画8点を丈夫な陶板画で展示している。 京都府立陶板名画の庭はモネの「睡蓮・朝」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、鳥羽僧正の「鳥獣人物戯画」といった名画を陶板画という手法で...
徳川家の栄枯盛衰と日本の歴史を見守ってきた「二条城」
京都市中央区にある「二条城」は1603年に江戸幕府初代将軍の徳川家康が築城。国宝の二の丸御殿を筆頭に、重要文化財の唐門や特別名勝の二の丸庭園など桃山文化の遺構を見ることができる。 二条城は徳川家康が天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際に宿泊する目的で建てられ、京都における江戸幕府の拠点として発展。1611年には家康と...
漢字の面白さや奥深さを楽しく学ぶ「漢字ミュージアム」
京都の祇園・八坂神社のすぐそばにある「漢字ミュージアム」は2016年6月に開館。日本初の漢字の博物館で、クリエイティブな展示は新たな発見や驚きも生み出す体験型ミュージアム。 漢字ミュージアム(正式名称:漢検 漢字博物館・図書館)は、日本語・漢字に対する興味関心を高め国内外に学びの動機付けや促進を目的に日本漢字能力検定協...
室町時代の北山文化を代表する権威の象徴「金閣寺」
京都市北区にある世界遺産「金閣寺」は、室町幕府の第3代征夷大将軍・足利義満が1397年に建立。正式名は鹿苑寺(ろくおんじ)といい、相国寺の塔頭寺院の一つで国内外に知られる名刹。 鎌倉時代の有名な貴族だった西園寺公経(さいおんじきねみつ)の山荘を、足利義満が譲り受け建てたのが金閣寺の元となる北山殿(きたやまどの)。足利義...
京都の奥座敷、洛北で歴史と伝統美に浸る「ROKU KYOTO」
京都の洛北、鷹峯三山の麓にある「ROKU KYOTO」は2021年9月に開業。ヒルトンの最上級ブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」として、ドバイ・ロンドン・アンギラに続く4拠点目のホテル。 一級河川の天神川が流れROKU KYOTOが建つ地は400年以上前に本阿弥光悦が芸術村を築き上げ、金銀の華やかな装飾や大胆なデザ...
京都駅から徒歩圏内にある公園のオアシス「京都水族館」
京都市の森や芝生が広がる梅小路公園内にある「京都水族館」は2012年3月に開園。日本で初めて100%人工海水を利用した内陸型水族館で、京都駅から徒歩で約15分とアクセスも良い。 京都水族館は特別天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、イルカやペンギンなど約250種類のいきものを展示。2018年にはコミュニケーションコン...