妹島和世 | PANDA Chronicle

透明感・清潔感のある作品が特徴的で、日本を代表する建築家。

妹島和世がデザインした宇宙船のような特急「ラビュー」
西武鉄道の新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」は2019年3月に運行開始。車両開発の常識を覆すような球面形状の前面と、リビングを思わせる大きな窓でデザインしたのは建築家の妹島和世。 特急ラビューは、西武池袋線の池袋駅から西武秩父線の西武秩父駅間を運行していた10000系ニューレッドアローの後継車両。「今まで...
現代アートの島、直島のエントランス「宮浦港」
穏やかな瀬戸内海に浮かぶ美しい景色と現代アート・建築が楽しめる直島。旅の出発点となる直島の「宮浦港」には魅力的な作品が点在し、アートの島に訪れたことを実感させてくれる。 直島は周囲16km、人口約3,100人が住む小さな島。瀬戸内国際芸術祭が開催された2016年には約72万人がこの島を訪れ、欧州を中心に海外からの旅行者...
世界に誇る葛飾北斎の魅力を発信!「すみだ北斎美術館」
江戸時代後期に浮世絵師として西洋に多大な影響を与え、世界的評価の高い葛飾北斎の作品や魅力を伝える「すみだ北斎美術館」は2016年11月に開館。設計は日本を代表する建築家の妹島和世。 墨田区は葛飾北斎生誕の地で、生涯の殆どを区内で過ごしながら優れた作品を数多く残した。その縁の地に建てられたすみだ北斎美術館は北斎と門人の作...
妹島和世設計の環境・生活に溶け込む「鬼石多目的ホール」
群馬県藤岡市の旧鬼石中学校跡地に建てられた「鬼石多目的ホール」は2005年3月に竣工。設計はガラスを用いた作風で知られ、西沢立衛とのユニット「SANAA」でも活躍している妹島和世。 鬼石多目的ホールは2006年1月に藤岡市へ編入した旧鬼石町の中心地に位置し、管理棟・多目的ホール・体育館の施設が独立した3棟で構成されてい...
のどかな島の風景にアートが共存する犬島「家プロジェクト」
島の豊かな自然と空き家・空き地を活用し、アートと建築が住民の生活と一体となって展開する犬島「家プロジェクト」は2010年7月に開始。ディレクションは長谷川祐子と妹島和世。 犬島「家プロジェクト」は直島の家プロジェクト同様に過疎化が進む集落の廃屋などを利用し、アートが日常生活と限りなく近距離に存在することで訪れた方と住民...
直島はSANAA設計「海の駅 なおしま」がお出迎え
直島の海の玄関として多くの来場者を迎えるフェリーターミナル「海の駅 なおしま」は2006年10月にオープン。設計は2010年にプリツカー賞を受賞した、妹島和世と西沢立衛のSANAA。 瀬戸内海に浮かぶアートの島として知られる直島の玄関口、宮浦港に建てられた「海の駅 なおしま」は平屋でSANAAらしく透明感のあるデザイン...
SANAA設計の街と共に成長する「金沢21世紀美術館」
公園のように誰でも気軽に訪れることのできる「金沢21世紀美術館」は2004年10月に開館。設計は同年にヴェネチアビエンナーレ国際建築展の金獅子賞を受賞した建築ユニットのSANAA。 金沢21世紀美術館は愛称「まるびぃ」や「21美(にじゅういちび)」と呼ばれ、白い円盤形に全面ガラス張りの建物が特徴的。収蔵作品は空間全体を...