Spot | PANDA Chronicle - Part 2( 2 )

公園・動物園・レジャー施設から神社仏閣まで、様々なお出かけスポットを紹介。

国宝の本堂や千体以上の仏像に圧倒される「三十三間堂」
京都市東山区にある「三十三間堂」は天台宗の古刹で、整然と並ぶ千手観音像の壮観な光景が有名。史料から往時の姿を再現した池泉回遊式庭園も美しく、季節の草花や緑を楽しめる。 三十三間堂の正式名称は蓮華王院(れんげおういん)で、本堂の内陣に33の柱間があるという特徴から由来している。平安時代の1164年に後白河上皇が平清盛の寄...
京都花街の祇園に鎮座し、安寧を願い続ける「八坂神社」
京都のメインストリート、四条通の東端に位置する「八坂神社」。日本三大祭の一つに数えられる祇園祭でも知られ、厄払いや縁結び・美容などのご利益があり連日多くの参拝者で賑わっている。 八坂神社は素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とし、全国に点在する約2,300の八坂神社や祇園信仰神社の総本社。創祀(そうし)は794年の平安...
江戸時代の貴重な宮家が美しく蘇る「二条城 本丸御殿」
世界各国の観光客で賑わう世界遺産の元離宮二条城。中でも本丸御殿は長期間の保存修理が2024年3月末で完了し、同年9月からの一般公開に向けて優美で繊細な宮家住宅の復活が迫ってきた。 二条城の中心区画にあたる本丸御殿。元々は3代将軍・徳川家光により1626年に建てられたが、1788年の京都の歴史上最大の火災・天明の大火によ...
パフォーマンスやえさやり体験が充実!「那須どうぶつ王国」
栃木県の那須高原にある「那須どうぶつ王国」は1998年4月に開園。東京ドーム約10倍の広さを誇る敷地には、世界から集まった150種600頭以上の動物がのびのびと暮らしている。 那須どうぶつ王国は屋内施設をメインとした王国タウンと牧場形態の王国ファームの2つのエリアに分かれ、無料のワンニャンバスで自由に行き来できるテーマ...
宇都宮に眠る異世界の地下神殿「大谷資料館」
栃木県宇都宮市にある「大谷資料館」は1979年3月に開館。大正~昭和期にかけて大谷石を採掘した歴史を展示し、映画などのロケ地としても有名な地下採掘場跡も見学することができる。 大谷資料館は手掘りから機械式となった大谷石採掘の姿を分かりやすく紹介。大谷石は柔らかく加工に便利で火にも強く、建物・石仏・石塔・民芸品など幅広く...
遊び満載のエンタメパーク「長井海の手公園 ソレイユの丘」
神奈川県横須賀市にある「長井海の手公園 ソレイユの丘」は2005年4月に開園。三浦半島の自然を舞台に季節の花々が彩り、体験農園や動物とのふれあい、豊富なアスレチックなど1年中楽しめる。 ソレイユの丘は石畳の道やレンガ造りの建物が特徴で、南フランスのプロヴァンス地方の景観を再現している。2023年4月の大規模なリニューア...
都会に浮かぶ天空のオアシス「サンシャイン水族館」
池袋のランドマーク、サンシャインシティ屋上にある「サンシャイン水族館」は1978年10月に開館。空に近いロケーションを最大限に活かした展示は、知的好奇心をくすぐり来場者を楽しませる。 サンシャイン水族館は世界で唯一、高層ビルの屋上にある水族館。2011年8月には「天空のオアシス」をコンセプトに館内を大幅にリニューアル。...
シンプルな意匠で作品と風景を引き立てる「東山魁夷館」
長野県の風景を好んで描いた日本画家・東山魁夷の作品を多数収蔵する「東山魁夷館」は1990年4月に開館。絵を守り、目立ち過ぎない額縁になるような建築を設計したのは谷口吉生。 東山魁夷館は四季折々に変化する自然の魅力を描いた東山魁夷の個人ギャラリー。東山魁夷は横浜生まれの神戸育ちだが、創作のインスピレーションを与え作品を育...
自然と調和し、新たな魅力を創出する「長野県立美術館」
長野県長野市の国宝・善光寺本堂に隣接する「長野県立美術館」は、旧長野県信濃美術館から全面改築し2021年4月にリニューアルオープン。設計は宮崎浩が率いるプランツアソシエイツ。 長野県立美術館は美しい信州の山並みや善光寺・城山公園との一体化を図り、風景画のような「ランドスケープ・ミュージアム」を実現。地下1階から地上3階...
妹島和世がデザインした宇宙船のような特急「ラビュー」
西武鉄道の新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」は2019年3月に運行開始。車両開発の常識を覆すような球面形状の前面と、リビングを思わせる大きな窓でデザインしたのは建築家の妹島和世。 特急ラビューは、西武池袋線の池袋駅から西武秩父線の西武秩父駅間を運行していた10000系ニューレッドアローの後継車両。「今まで...