大阪の中之島フェスティバルタワー・ウエスト最上階に位置する「コンラッド大阪」は2017年6月にオープン。地上200mから望む絶景や多数のアート作品、ラグジュアリーな空間を堪能できる。
コンラッドはヒルトンブランドの中で、ウォルドーフ・アストリアとLXRに並ぶ最高級のラグジュアリーブランド。創設者コンラッド・ヒルトンにちなんで名付けられ、日本では東京と大阪の2箇所で利用できる。コンラッド大阪は全客室から大阪のスカイラインや夜景を一望できるのが最大の魅力。館内に点在するアート作品は客室にもあり、洗練された空間を演出しているのも特徴的。さらにスパや屋内プール、最新設備を備えたジムなどフィットネスも充実している。
大阪旅行の宿泊は大阪駅から徒歩で15分程の距離にあり、堂島川と土佐堀川の間に佇むコンラッド大阪。中之島フェスティバルタワー・ウエストの1階エントランスでは、松尾高弘の映像インスタレーションとアートシャンデリアがお出迎え。チェックインのため最上階40階ロビーに到着すると、吹き抜けのアトリウムラウンジから大阪の街を見下ろすパノラマビューが素晴らしい。そして大阪出身の彫刻家・名和晃平の風神雷神像をモチーフとした作品の「Fu / Rai」が一際目を引く。
煌びやかさに圧倒されながら客室に着くと、ツインデラックスルームでも50㎡とゆとりある空間に驚く。モダンな中にも和のエッセンスを取り入れた室内は、快適なホテルステイを過ごすには十分な空間。もちろん夜景を楽しめるが、バスルームも中々凄い。直径1.2mと大きな円形バスタブは日頃の疲れを癒やしてくれる。ちなみにアメニティはラグジュアリーフレグランスブランドのバイレード！
38階はフィットネスエリアで20mの屋内温水プール・ジム・サウナ・ジェットバスを完備し、様々な手法やトリートメントを組み合わせたスパもある。39階のエグゼクティブラウンジはエグゼクティブルームかスイートに宿泊、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員だと利用可能。15:00～17:00のアフタヌーンティーに行ってみたけど、最後の15分しか利用できなかったのが残念だった…。
朝食は40階のアトモス・ダイニングで。ビュッフェスタイルで全部で60種類ほどのメニューがあり、中でも絶品だったのはローストビーフ。ディナーのメインでも遜色ないほどの味わいで大満足だった。今回は2泊したけど観光がメインだったためホテルで過ごす時間が短く、プールやエグゼクティブラウンジを楽しめなかったのが心残り。次回の機会があればホテルステイに時間を割きたい。
