栃木県の那須高原にある「那須どうぶつ王国」は1998年4月に開園。東京ドーム約10倍の広さを誇る敷地には、世界から集まった150種600頭以上の動物がのびのびと暮らしている。
那須どうぶつ王国は屋内施設をメインとした王国タウンと牧場形態の王国ファームの2つのエリアに分かれ、無料のワンニャンバスで自由に行き来できるテーマパーク型の動物園。鷹や鷲などが那須岳を背景に飛び回ったり、猫の身体能力や知能の高さを間近で見られるパフォーマンスが人気。様々な動物たちへの給餌体験や、レンタル犬で園内を散歩したりと触れ合えるイベントも盛りだくさん。カフェ・レストランはもちろん、お弁当など持ち込みもOKなので1日ゆっくり遊ぶことができる。
どのイベントに参加するか迷ってしまう
幻の白いオオカミ「ホッキョクオオカミ」
他の動物園よりも動物との距離が近いのが魅力の那須どうぶつ王国へ。入国後、イベント案内でお目当ての時間を確認して王国タウンからスタート。先ずはリスの森に入ると自由自在に走り回っているリスが突然足元に。人懐こいのは嬉しいけど、近い、近いぞ…。オオカミの丘では絶滅が危惧されているホッキョクオオカミの姿が。写真は眠そうだが、起き上がると凛々しい顔つきで体も引き締まっていて格好良い。※2024年5月16日にホッキョクオオカミの赤ちゃん2頭が誕生!
続けて熱帯地方を再現したウェットランドに行くと、ガラス越しにジャガーがこちらを眺めている。前足の肉球をガラスにむにゅっと押し付けた姿が可愛くて獰猛なイメージはどこにもない。大家族のコツメカワウソは元気に水中を泳ぎ、えさやりをすると一斉に集まってくる。えさをおねだりする鳴き声が可愛いが、仲間とのコミュニケーションで12種類以上の鳴き声を使い分けているとのこと。
大人気の猫によるパフォーマンス「ザ・キャッツ」