美術館・博物館 | PANDA Chronicle - Part 2( 2 )

美術館・博物館の基本情報・作品・建築について紹介。

白樺に囲まれた文化活動の拠点「小海町高原美術館」
雄姿を誇る八ヶ岳の麓、長野県小海町の松原湖高原にある「小海町高原美術館」は1997年7月に開館。「人と自然の融合・調和」をテーマに、高原の傾斜地を活かした設計は安藤忠雄。 小海町高原美術館は小海町出身で元国画会会員の画家・栗林今朝男や、人間国宝で日本の民芸を世界に広げた陶芸家・島岡達三の作品、クラシックを中心とした戦前...
美術館に遊び場も!「PLAY! MUSEUM & PARK」
東京都立川市のGREEN SPRINGS内にある「PLAY! MUSEUM & PARK」は2020年6月にオープン。内装設計は世界環境建築賞を受賞した 「ふじようちえん」などを手掛ける手塚建築研究所。 立川駅から徒歩8分程の距離に位置し、ステージガーデンやソラノホテル、商業施設・オフィス等で構成された新街区のGREE...
房総の里山から首都圏のオアシスを目指す「市原湖畔美術館」
千葉県市原市にある県内最大の貯水面積を誇る高滝湖を臨む「市原湖畔美術館」は2013年8月に開館。設計はこの美術館で日本建築学会作品選集新人賞2015を受賞したカワグチテイ建築計画。 市原湖畔美術館は1995年11月に誕生した観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」を、川口有子と鄭仁愉の建築ユニット「カワグチテイ建築計画」が...
ムーミンの世界を体験できる「ムーミンバレーパーク」
埼玉県飯能市の北欧時間が流れる郊外型レジャー施設・メッツァ内にある「ムーミンバレーパーク」は2019年3月にオープン。世界初となるムーミンの常設テーマパークの設計は乃村工藝社。 ムーミンバレーパークは物語に登場するムーミン屋敷や水浴び小屋・灯台などの建物や、作者トーベ・ヤンソンの想いを感じられる展示など見どころ満載の体...
幸せな笑顔で満たされた「スヌーピーミュージアム」
東京都町田市の南町田グランベリーパーク内に位置する「スヌーピーミュージアム」は2019年12月に開館。内装設計・展示計画はトラフ建築設計事務所、建築設計はレジファインクリエイト。 スヌーピーミュージアムはアメリカ・カリフォルニア州にあるチャールズ・M・シュルツ美術館の世界唯一の公式サテライト(分館)。元々は2016年4...
関東に覇を唱え続けた北条氏の居城「小田原城」
神奈川県小田原市にある北条氏の本拠として有名な「小田原城」は1960年5月に復興。外観は江戸時代の姿を復元し、城内は歴史資料の展示室や相模湾を一望できる展望デッキなど施設も充実。 小田原城は15世紀中頃に大森氏が築城したと推測されている。15世紀末に北条早雲(伊勢宗瑞)が大森氏を打ち破り、以降5代約100年にわたって北...
杉本博司の集大成となる未来の遺跡「江之浦測候所」
神奈川県小田原市の相模湾を望む丘にある「江之浦測候所」は2017年10月に開館。大谷石をふんだんに使用した設計は、旧素材で建築の特殊性を表現することに長けた新素材研究所。 小田原文化財団 江之浦測候所は天空を測候することで原点に立ち戻り、生きる意味や目的を再確認する場所として写真家・現代美術作家の杉本博司が設立。建築家...
映画の中に迷い込む「三鷹の森ジブリ美術館」
東京都三鷹市の井の頭恩賜公園西園内にある「三鷹の森ジブリ美術館」は2001年10月に開館。宮崎駿監督の想いを込めたイラストやスケッチを元にデザインされた美術館の設計は日本設計。 三鷹の森ジブリ美術館は「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」など、日本のアニメ映画を代表する作品を数多く生み出してきたスタジオ...
緑の大地が浮かぶ昭和記念公園「花みどり文化センター」
東京都立川市の国営昭和記念公園内にある「花みどり文化センター」は2005年11月に開館。大地が浮かび上がったような設計は、伊東豊雄とクワハラ・金箱・環境エンジニアリング設計共同体。 花みどり文化センターは昭和記念公園の東側に位置するみどりの文化ゾーンのメイン施設。公園の大半は有料だが、みどりの文化ゾーンは無料で利用でき...
地球の歴史を学ぶ「神奈川県立 生命の星・地球博物館」
神奈川県小田原市の国道1号線沿いに位置する「神奈川県立 生命の星・地球博物館」は1995年3月に開館。日本建築学会関東支部賞などを受賞した個性的で近未来風な建物の設計は国設計。 神奈川県立 生命の星・地球博物館は46億年の地球の歴史と生命の多様性をテーマに活動・紹介する自然史博物館。巨大な恐竜や隕石、動物・昆虫・植物な...