美術館・博物館 | PANDA Chronicle - Part 4( 4 )

美術館・博物館の基本情報・作品・建築について紹介。

安藤建築と芸術・文化が集う仙川「安藤ストリート」
調布市仙川駅近くの松原通り沿いに安藤忠雄の建築が立ち並ぶ「安藤ストリート」。美術館・劇場・商業施設・集合住宅の6棟が2004~2012年にかけて建てられ、美しい街並みを創り出している。 安藤ストリートは総合文化芸術を推進するエリアにあり、都市道路計画により分断された敷地の再生を地主が安藤忠雄に託して実現。2004年5月...
元気100倍!「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」
人気アニメ“アンパンマン”の世界が広がる「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」は2007年4月に開館。設計はプロフェッショナルな空間プロデュースを得意とする乃村工藝社。 横浜市みなとみらいにある横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールは、アンパンマンの世界を見て・触れて・体験することができる。...
絵本から育む大切さを学ぶ「戸田幸四郎絵本美術館」
知育絵本の草分け的存在、戸田幸四郎の原画を展示している「戸田幸四郎絵本美術館」は1997年11月に開館。絵本の世界観を表現するために設計から展示・カフェメニューまで本人がデザイン。 熱海市の網代湾を望む山の中腹にひっそりと佇む戸田幸四郎絵本美術館。自然との共生をテーマに設立された美術館には知育絵本の元祖「あいうえおえほ...
日本の伝統美が作品を優しく包み込む「MOA美術館」
尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を筆頭に東洋美術を収蔵・展示している熱海「MOA美術館」は2017年2月にリニューアル。設計は現代美術作家 杉本博司と建築家 榊田倫之が主宰する新素材研究所。 熱海市の高台に位置するMOA美術館は、創立者 岡田茂吉の生誕100年を記念して1982年1月に開館。日本・中国を中心に絵画・書籍・...
世界に誇る葛飾北斎の魅力を発信!「すみだ北斎美術館」
江戸時代後期に浮世絵師として西洋に多大な影響を与え、世界的評価の高い葛飾北斎の作品や魅力を伝える「すみだ北斎美術館」は2016年11月に開館。設計は日本を代表する建築家の妹島和世。 墨田区は葛飾北斎生誕の地で、生涯の殆どを区内で過ごしながら優れた作品を数多く残した。その縁の地に建てられたすみだ北斎美術館は北斎と門人の作...
山梨の歴史を学び自然と人が向き合う「山梨県立博物館」
山梨の歴史・文化を自然環境や生活の観点から知ることができる「山梨県立博物館」は2005年10月に開館。設計は空港ターミナルやスポーツ施設を中心に様々な設計を手掛ける梓設計。 山梨県立博物館は日本のほぼ中央に位置する山梨県の「自然と人」をテーマに、豊かな自然と人々がどのように向き合ってきたのか歴史的観点から紐解き分かりや...
ブリューゲル傑作のバベルの塔が来日!「東京都美術館」
都民への美術振興を目的に都が設置し、上野恩賜公園内にある日本初の公立美術館「東京都美術館」は1975年9月に開館。設計はモダニズム建築の旗手として日本建築界を牽引した前川國男。 東京都美術館の歴史は古く、1926年5月に東京府美術館として開館。来館者の増加に対応するために現在の建物へ改築したのが、巨匠ル・コルビュジエの...
日本初のマルセル・ブロイヤー家具展「東京国立近代美術館」
皇居に近い東京都千代田区の北の丸公園にあり、日本近代美術の歴史を概観できる「東京国立近代美術館」は1969年6月に開館。設計は東宮御所や東京国立博物館東洋館を手掛けた谷口吉郎。 東京国立近代美術館(本館)は国内初の国立美術館として1952年12月、中央区京橋で前川國男の設計により開館。しかしコレクションの増加や企画展を...
長谷川逸子設計の果物ドーム「山梨県笛吹川フルーツ公園」
富士山や甲府盆地を一望することができる「山梨県笛吹川フルーツ公園」は1995年10月に開園。敷地内にある3つのドームの設計は、日本の大型公共建築で実力を高く評価されている長谷川逸子。 山梨県笛吹川フルーツ公園は一年を通して葡萄・桃などのフルーツや花・木を楽しむことができる都市公園。広大な敷地内にはバーベキューやアスレチ...
草間彌生ワールドの集大成に興奮!「国立新美術館」
2016年11月に文化勲章を受章した前衛芸術家の「草間彌生」。時代の最先端を走り続け、水玉をはじめ初期から現在までの集大成として過去最大級の個展「わが永遠の魂」を国立新美術館で開催。 2017年1月に開館10周年を迎えた国立新美術館に関しては、常設展の無い新しいタイプの美術館「国立新美術館」で触れているため、今回の記事...