さいたま市浦和区の北浦和公園内にある「埼玉県立近代美術館」は1982年11月に開館。設計は代表作の中銀カプセルタワービルを筆頭に、斬新なデザインで独特なフォルムが特徴的な黒川紀章。 埼玉県立近代美術館は埼玉ゆかりの作家や国内外の美術作品を4000点以上収蔵し、ユニークなテーマの企画展を随時行っている。人々が集い地域と共...
Architecture | PANDA Chronicle
国内外を問わず、今まで訪れた建築を美術館・博物館中心に紹介。展示作品についても。
神戸市の東部新都心として開発されたHAT神戸に位置する「兵庫県立美術館」は2002年4月に開館。美術館としては西日本最大級の規模で、異国の神殿に迷い込んだような建物の設計は安藤忠雄。 兵庫県立美術館は1970年10月に開館した兵庫県立近代美術館のコレクションを継承し、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして設立。愛称は「...
東京都江戸川区のなぎさ公園に建つ「魔法の文学館」は2023年11月に開館。角野栄子の想像力溢れる夢いっぱいの作品と功績を伝え、児童文学の素晴らしさを発信する建物の設計は隈研吾。 魔法の文学館は「魔女の宅急便」や「小さなおばけ」シリーズが代表作として知られる角野栄子の著作はもちろん、世界の児童書や絵本を好きな場所で読むこ...
沖縄県那覇市のおもろまちにある「沖縄県立博物館・美術館」は2007年11月に開館。琉球石灰岩を外壁に用いて沖縄のグスク(城)をイメージした設計は石本建築事務所と二基建築設計室。 沖縄県立博物館・美術館は「おきみゅー」の愛称で親しまれ、博物館と美術館が併設された全国でも珍しい複合施設。博物館は地学・人類・考古・歴史などの...
京都駅の北東、三十三間堂の北向いに位置する京都国立博物館「平成知新館」は2014年9月に開館。設計はアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)新館と同時並行で進めた谷口吉生。 平成知新館は1897年5月に開館した京都国立博物館の収蔵品鑑賞施設だった平常展示館をリニューアル。考古・絵画・書跡・工芸など様々な分野にわたる...
長野県の風景を好んで描いた日本画家・東山魁夷の作品を多数収蔵する「東山魁夷館」は1990年4月に開館。絵を守り、目立ち過ぎない額縁になるような建築を設計したのは谷口吉生。 東山魁夷館は四季折々に変化する自然の魅力を描いた東山魁夷の個人ギャラリー。東山魁夷は横浜生まれの神戸育ちだが、創作のインスピレーションを与え作品を育...
長野県長野市の国宝・善光寺本堂に隣接する「長野県立美術館」は、旧長野県信濃美術館から全面改築し2021年4月にリニューアルオープン。設計は宮崎浩が率いるプランツアソシエイツ。 長野県立美術館は美しい信州の山並みや善光寺・城山公園との一体化を図り、風景画のような「ランドスケープ・ミュージアム」を実現。地下1階から地上3階...
愛知県名古屋市の中心部から南へ約35kmの距離に位置する「中部国際空港」通称セントレアは2005年2月に開港。顧客サービス満足度が高く、日本でも重要な国際空港の拠点となっている。 セントレアの特徴は、お客様視点で安全性・利便性・機能性・経済性を追求した設計。国内線と国際線が同一ターミナルにあり、鉄道や駐車場から段差なし...
京都の北山エリアにある世界で初めての絵画庭園「京都府立陶板名画の庭」は1994年3月に開園。京都府立植物園に隣接し、設計は安藤忠雄で世界の名画8点を丈夫な陶板画で展示している。 京都府立陶板名画の庭はモネの「睡蓮・朝」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、鳥羽僧正の「鳥獣人物戯画」といった名画を陶板画という手法で...
京都の祇園・八坂神社のすぐそばにある「漢字ミュージアム」は2016年6月に開館。日本初の漢字の博物館で、クリエイティブな展示は新たな発見や驚きも生み出す体験型ミュージアム。 漢字ミュージアム(正式名称:漢検 漢字博物館・図書館)は、日本語・漢字に対する興味関心を高め国内外に学びの動機付けや促進を目的に日本漢字能力検定協...