美術館・博物館 | PANDA Chronicle - Part 4( 4 )

美術館・博物館の基本情報・作品・建築について紹介。

多彩なジャンルの展覧会を開催する「高松市美術館」
香川県高松市の中心市街地にあり、多様性に満ちたアートを展開する「高松市美術館」は2016年3月にリニューアル。設計は東京ビッグサイトや神奈川県立近代美術館 葉山を手掛けた佐藤総合計画。 高松市美術館は「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術」「香川の美術(工芸)」を中心に約1,600品を収蔵し、国内外の評価も高...
自然・アートの水が瀬戸内の文化を豊かにする「豊島」
香川県と岡山県の中間辺りに位置し、湧き水に恵まれ稲作・農業が盛んな豊島。直島に並ぶ人気のアートは、自然を活かしたシンプルな作品から最新技術の奇抜なものまで島内に点在している。 豊島は周囲18km、人口約800人が住む直島諸島に属する島。自然豊かでオリーブやいちご、そうめんなどが代表的な産品。平安末期からおよそ1,000...
美術館の境界を越える直島「ベネッセハウス ミュージアム」
直島の瀬戸内海を望む高台に建ち、アーティストがこの場所だけのために制作した作品を展示する「ベネッセハウス ミュージアム」は1992年7月に開館。設計は安藤忠雄で直島1作目の作品。 ベネッセハウス ミュージアムは美術館とホテルを兼ね備えた施設で、アンディ・ウォーホルやリチャード・ロング、大竹伸朗など名だたるアーティストの...
広大な海を超え太平洋の島々を繋ぐ「海洋文化館」
太平洋地域の海洋民族文化や歴史を紹介し、プラネタリウムも楽しめる沖縄「海洋文化館」は2013年10月にリニューアル。設計は空間創造活性化のプロフェッショナル、乃村工藝社。 海洋文化館は1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の継承施設で、沖縄を含む太平洋地域の海と人間の関わりを示す船や漁具・生活用具などを紹介している。...
安藤建築と芸術・文化が集う仙川「安藤ストリート」
調布市仙川駅近くの松原通り沿いに安藤忠雄の建築が立ち並ぶ「安藤ストリート」。美術館・劇場・商業施設・集合住宅の6棟が2004~2012年にかけて建てられ、美しい街並みを創り出している。 安藤ストリートは総合文化芸術を推進するエリアにあり、都市道路計画により分断された敷地の再生を地主が安藤忠雄に託して実現。2004年5月...
元気100倍!「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」
人気アニメ“アンパンマン”の世界が広がる「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」は2007年4月に開館。設計はプロフェッショナルな空間プロデュースを得意とする乃村工藝社。 横浜市みなとみらいにある横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールは、アンパンマンの世界を見て・触れて・体験することができる。...
絵本から育む大切さを学ぶ「戸田幸四郎絵本美術館」
知育絵本の草分け的存在、戸田幸四郎の原画を展示している「戸田幸四郎絵本美術館」は1997年11月に開館。絵本の世界観を表現するために設計から展示・カフェメニューまで本人がデザイン。 熱海市の網代湾を望む山の中腹にひっそりと佇む戸田幸四郎絵本美術館。自然との共生をテーマに設立された美術館には知育絵本の元祖「あいうえおえほ...
日本の伝統美が作品を優しく包み込む「MOA美術館」
尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を筆頭に東洋美術を収蔵・展示している熱海「MOA美術館」は2017年2月にリニューアル。設計は現代美術作家 杉本博司と建築家 榊田倫之が主宰する新素材研究所。 熱海市の高台に位置するMOA美術館は、創立者 岡田茂吉の生誕100年を記念して1982年1月に開館。日本・中国を中心に絵画・書籍・...
世界に誇る葛飾北斎の魅力を発信!「すみだ北斎美術館」
江戸時代後期に浮世絵師として西洋に多大な影響を与え、世界的評価の高い葛飾北斎の作品や魅力を伝える「すみだ北斎美術館」は2016年11月に開館。設計は日本を代表する建築家の妹島和世。 墨田区は葛飾北斎生誕の地で、生涯の殆どを区内で過ごしながら優れた作品を数多く残した。その縁の地に建てられたすみだ北斎美術館は北斎と門人の作...
山梨の歴史を学び自然と人が向き合う「山梨県立博物館」
山梨の歴史・文化を自然環境や生活の観点から知ることができる「山梨県立博物館」は2005年10月に開館。設計は空港ターミナルやスポーツ施設を中心に様々な設計を手掛ける梓設計。 山梨県立博物館は日本のほぼ中央に位置する山梨県の「自然と人」をテーマに、豊かな自然と人々がどのように向き合ってきたのか歴史的観点から紐解き分かりや...