横浜みなとみらい21を代表する「横浜赤レンガ倉庫」は、明治末期(1911年)から大正初期(1913年)に国の模範倉庫として竣工。2002年4月に新居千秋都市建築設計によりリニューアル。 「オランダ積」という工法でレンガを積み上げて作られ、港町らしく異国情緒あふれる横浜赤レンガ倉庫。1号館が展示スペース・ホールなどの文化...
美術館・博物館 | PANDA Chronicle - Part 6( 6 )
美術館・博物館の基本情報・作品・建築について紹介。
東郷青児のコレクションを収蔵する「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は1976年7月に開館。新宿の超高層ビル「損保ジャパン日本興亜本社ビル」42階にあり設計は内田祥三、他。 昭和の美人画家として有名な東郷青児のコレクション以外にアジアで唯一、ゴッホの「ひまわり」を常設展示し、特別展や企画展を年に5回ほど開催して...
イタリアを代表する現代彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を展示する静岡県長泉町の「ヴァンジ彫刻庭園美術館」は2002年4月に開館。設計は宗本順三+柴原利紀/ラウムアソシエイツ。 ヴァンジ彫刻庭園美術館は次世代に優れた芸術や文化を継承するための美術館や公園・レストランなどが点在している複合施設「クレマチスの丘」の敷地内に...
神奈川県最東端の観音崎公園内に位置し、目前に広がる東京湾が一望できる「横須賀美術館」は横須賀市の市制100周年を記念して2007年4月に開館。設計は山本理顕で初の美術館作品。 絵画・彫刻を中心に日本の近・現代美術作品約5,000点を収蔵している横須賀美術館。海に面し塩害対策としてガラスに覆われた外観が特徴的で、三方を森...
国内外の近代美術品を収集・展示し、群馬県高崎市に位置する「群馬県立近代美術館」は1974年10月に開館。設計はこの建築で日本建築学会賞を受賞し世界で最も著名な建築家の一人、磯崎新。 群馬県立近代美術館は日本・西洋の近代美術を中心に、群馬ゆかりの作家の作品から古美術の戸方庵井上コレクションなど幅広いジャンルの作品を約1,...
日本・東洋の古美術品コレクションを展示し、広大で美しい日本庭園がある南青山の「根津美術館」は1941年10月に開館。歴史ある美術館は隈研吾の設計により2009年10月にリニューアル。 根津美術館は東武鉄道の社長などを務めた実業家で、政治家・茶人でもあった根津嘉一郎が収集した国宝7件・重要文化財87件・重要美術品94件を...
広大な生田緑地の美しい自然に囲まれ、日本を代表する芸術家・岡本太郎の作品を展示している「川崎市岡本太郎美術館」は1999年10月に開館。設計は総合的な設計組織事務所の久米設計。 大阪万博(EXPO'70)のシンボル「太陽の塔」や、「芸術は爆発だ!」の名言など独特の世界観で人々を魅了した岡本太郎の美術作品や資料など約1,...
フランスの宝飾デザイナー、ガラス工芸家として有名なルネ・ラリックの作品を展示する「箱根ラリック美術館」は2005年3月に開館。設計は大手総合建設会社のKAJIMA DESIGN(鹿島建設)。 植物をモチーフに流れるような曲線が特徴のアール・ヌーヴォーと、直線を基調とした実用的なデザインが特徴のアール・デコの両面で活躍し...
芝生に彫刻を配置した「彫刻庭園」形式で、国内初の野外美術館「箱根 彫刻の森美術館」は1969年8月に開館。設計は東京都庁舎など多くの公共施設にモニュメントを残した彫刻家の井上武吉。 箱根の山々が見渡せる広大な敷地およそ7万平方mに、ヘンリー・ムーア、ジョアン・ミロ、オーギュスト・ロダンなどの彫刻が約120点、散策気分で...
箱根の自然に溶けこむような「ポーラ美術館」は2002年9月に開館。ポーラ化粧品で知られるポーラ創業の二代目、鈴木常司が数十年にわたって収集した美術品を展示している。設計は日建設計。 ポーラ美術館は西洋絵画に日本洋画や日本画、ガラス工芸に化粧道具など約9,500点ものコレクションを収蔵・展示している。特に西洋絵画ではモネ...