上野の東京国立博物館敷地内にある「法隆寺宝物館」は1999年7月に開館。設計は豊田市美術館や土門拳記念館、ニューヨーク近代美術館などが代表作で、美術館の名手とも言われる谷口吉生。 法隆寺宝物館は1878年(明治11年)に奈良の法隆寺から皇室に献納され、さらに戦後国に移管した300点ほどの宝物を展示。宝物は飛鳥時代から奈...
美術館・博物館 | PANDA Chronicle - Part 6( 6 )
美術館・博物館の基本情報・作品・建築について紹介。
東急田園都市線 宮崎台駅に直結した「電車とバスの博物館」は2016年2月にリニューアル。東急電鉄の電車とバスをテーマにHO・Nゲージのジオラマや運転シミュレーターなどが充実した博物館。 電車とバスの博物館は東急創立60年を記念して1982年4月に高津駅で開館後、複々線化工事に合わせて2003年3月に現在の宮崎台駅へ移転...
世田谷の馬事公園前にあり、東京農業大学の120年以上にも及ぶ教育と研究成果を発信する「食と農」の博物館は2004年3月に開館。設計は木材の使い方が特徴的で“和の大家”と呼ばれる隈研吾。 「食と農」の博物館は日本で初めて私立農学校となる東京農業大学の“見る・聞く・触る”をコンセプトとした体験型博物館。入館料は無料で1階は...
日本で最も歴史ある博物館の一つで、国立では唯一の総合科学博物館として上野公園内に位置する「国立科学博物館」は1877年1月に開館。設計は文部省大臣官房建築課の技師、糟谷謙三。 国立科学博物館は人類と自然との共存をテーマに、約400万点ものコレクションの中から「地球館」と「日本館」で1万点以上を常設展示している。広大な館...
上野公園近くの「国際子ども図書館」は1906年3月に帝国図書館として建設。戦後、国立図書館と名称が変わり増改築を経て2016年3月に全面リニューアル。改修設計は安藤忠雄と日建設計。 国立国会図書館 国際子ども図書館は国内外の児童書とその関連資料を収集・保存・提供する、国立の児童書専門図書館。誰でも無料で利用でき児童書の...
横浜みなとみらい21を代表する「横浜赤レンガ倉庫」は、明治末期(1911年)から大正初期(1913年)に国の模範倉庫として竣工。2002年4月に新居千秋都市建築設計によりリニューアル。 「オランダ積」という工法でレンガを積み上げて作られ、港町らしく異国情緒あふれる横浜赤レンガ倉庫。1号館が展示スペース・ホールなどの文化...
東郷青児のコレクションを収蔵する「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は1976年7月に開館。新宿の超高層ビル「損保ジャパン日本興亜本社ビル」42階にあり設計は内田祥三、他。 昭和の美人画家として有名な東郷青児のコレクション以外にアジアで唯一、ゴッホの「ひまわり」を常設展示し、特別展や企画展を年に5回ほど開催して...
イタリアを代表する現代彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を展示する静岡県長泉町の「ヴァンジ彫刻庭園美術館」は2002年4月に開館。設計は宗本順三+柴原利紀/ラウムアソシエイツ。 ヴァンジ彫刻庭園美術館は次世代に優れた芸術や文化を継承するための美術館や公園・レストランなどが点在している複合施設「クレマチスの丘」の敷地内に...
神奈川県最東端の観音崎公園内に位置し、目前に広がる東京湾が一望できる「横須賀美術館」は横須賀市の市制100周年を記念して2007年4月に開館。設計は山本理顕で初の美術館作品。 絵画・彫刻を中心に日本の近・現代美術作品約5,000点を収蔵している横須賀美術館。海に面し塩害対策としてガラスに覆われた外観が特徴的で、三方を森...
国内外の近代美術品を収集・展示し、群馬県高崎市に位置する「群馬県立近代美術館」は1974年10月に開館。設計はこの建築で日本建築学会賞を受賞し世界で最も著名な建築家の一人、磯崎新。 群馬県立近代美術館は日本・西洋の近代美術を中心に、群馬ゆかりの作家の作品から古美術の戸方庵井上コレクションなど幅広いジャンルの作品を約1,...