パリのラスパイユ通りにガラススクリーンが一際目立つ「カルティエ現代美術財団」は、1994年に開館。設計はガラスの透明感と光の反射で独自の存在感を出すジャン・ヌーヴェル。 カルティエ現代美術財団はジュエリー・ブランドで有名なカルティエが現代アートの普及と発展のため、個々のアーティストが持つ「創造性」を重要視し、各展覧会ご...
Travel | PANDA Chronicle - Part 8( 8 )
建築・アートを楽しむ旅やプチリゾートを紹介。宿泊したホテルや旅館についても。
パリのエッフェル塔のすぐ側、セーヌ川沿いにありアフリカ・アジア・オセアニア・アメリカなどの文化を紹介する「ケ・ブランリー美術館」は2006年6月に開館。設計はジャン・ヌーヴェル。 ケ・ブランリー美術館は世界のあらゆる文化に平等な敬意を払うことを信念として創設。構想当時はパリ市長だったジャック・シラクが大統領に就任すると...
パリ5区にある国立自然史博物館の1つで、生物の進化を学べる「進化大陳列館」は1889年に開館。ポール・シュメトフの設計で外観はそのままに大規模なリニューアルを1994年に実施。 国立自然史博物館は、その歴史をルイ13世の時代まで遡る広大なパリ植物園の敷地内にある。植物園を取り巻くように進化大陳列館の他に比較解剖学と古生...
アラブ諸国文化を発信するパリの「アラブ世界研究所」は1987年12月に開館。設計はこの作品で一躍脚光を浴び、ガラス建築を得意とするジャン・ヌーヴェルとアーキテクチャ・スタジオ。 パリ5区のセーヌ川沿いで一際存在感のあるアラブ世界研究所は、フランスとアラブ世界の文化交流を促進し、美術館や図書館・劇場・レストラン・ミュージ...
近代建築史上最も有名な建築の一つとして、中世の香り漂うパリ郊外のポワシーにある「サヴォア邸」は1931年に完成。設計はスイス出身の建築家で近代建築三大巨匠の一人、ル・コルビュジエ。 サヴォア邸は保険会社のオーナー、ピエール・サヴォアが週末を過ごすための住居として建てられた。施主からは最小限の要望と予算以外は自由に任され...
フランスの初代大統領に因んで名付けられたパリの「シャルル・ド・ゴール空港」は1974年3月に開港。設計はパリ空港公団(ADP)の副総裁も務めたフランスのポール・アンドリュー。 シャルル・ド・ゴール空港はパリ北東約23kmに位置し、通称「ロワシー(Roissy)」と呼ばれている。オルリー空港と並ぶフランスの国際空港で、広...
1929年のバルセロナ万博で建てられた「バルセロナ・パビリオン」は万博終了後に解体されるが1986年6月に再建。設計は20世紀のモダニズム建築を代表するミース・ファン・デル・ローエ。 近代建築三大巨匠の一人、ミースが設計したドイツ館=バルセロナ・パビリオンは3枚の大理石壁とスチール十字型柱にガラスで構成され、装飾がなく...
18か国からなるアラブ諸国の文化を発信するパリの「アラブ世界研究所」は、ノートルダム寺院があるサン・ルイ島の対岸に位置する。設計はジャン・ヌーヴェル+アーキテクチュア・スタジオ。 1987年12月に開館したアラブ世界研究所は、地中海を挟みアラビア半島周辺のユーラシア大陸からアフリカ大陸にかけて一帯となるアラブ諸国の様々...
パリのラ・ヴィレット公園にある欧州最大級の科学館「シテ科学産業博物館」は1986年3月に開館。設計はストラスブール近現代美術館を手掛けたことでも有名なアドリアン・ファンシルベール。 シテ科学産業博物館が建つラ・ヴィレット公園はパリ北東部の郊外との境に位置し、サン=ドニ運河が南北を、ル-ルク運河が東西に交差している。19...