現代文化を世界に発信する、パリ「ポンピドゥー・センター」

現代文化を世界に発信する、パリ「ポンピドゥー・センター」

パリの中心部、ボブール地区に位置する複合文化施設「ポンピドゥー・センター」は1977年1月に開館。斬新なデザインでひときわ異彩を放つ建物の設計はレンゾ・ピアノ+リチャード・ロジャース。

ポンピドゥー・センターは国立近代美術館をはじめ、公共図書館、国立音響研究所などがあり、正式名称はジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センター(Le Centre national d’art et de culture Georges Pompidou)という。剥き出しの鉄骨やパイプなど開館時はあまりにも前衛的な外観に伝統を重んじるパリ市民の批判も多かったが今ではすっかりパリの名所に。見どころは20世紀の芸術がテーマで、インテリアやプロダクト、ファッションなど様々な手法の展示されている国立近代美術館。
空調などの色鮮やかなダクトが並ぶ裏側の外観

空調などの色鮮やかなダクトが並ぶ裏側の外観

空港や駅のように広いエントランス

空港や駅のように広いエントランス

ボブール地区の通り沿いに並ぶオープンカフェを眺めながら歩いていると、工事現場の足場を思わせる外観に建物を登るようなエスカレーターが特徴的なポンピドゥー・センターへ到着。中央のエントランスから入ると中は仕切りのない空間が広がり、外観同様に梁やパイプが剥き出しとなっている。

2階から早速外のエスカレーターで6階へ。ギャラリーとレストラン、エッフェル塔やサクレ・クール寺院、ノートルダム大聖堂などパリの街並みが一望できる屋上展望がある。4・5階は国立近代美術で5階にピカソ、シャガール、ミロなど近代から現代の巨匠作品が気軽に鑑賞できる。4階の企画展では「elles@centrepompidou」という、女性アーティストに焦点を当てたコレクションを展示。
キャタピラーと呼ばれるエスカレーターから見下ろす広場

キャタピラーと呼ばれるエスカレーターから見下ろす広場

ルイーズ・キャンベル「ベリーラウンドチェア」

ルイーズ・キャンベル「ベリーラウンドチェア」

ニキ・ド・サンファルからアネット・メサジェに草間彌生を筆頭にオブジェや写真・彫刻や絵画などかなりの点数が広い空間に展示されている。最近雑誌などでよく見かける240枚の円を重ねた椅子でルイーズ・キャンベルの作品「ベリーラウンドチェア」もあり充実した内容で見応え十分。

休憩は6階のレストランで一休み。雲?洞窟?のような小部屋が並び、ガラス張りの素敵なレストランは本格的な創作料理が楽しめる。1階に戻り、個性豊かな雑貨からオリジナルグッズなどお土産探しに困らないショップで買い物。さらにブックストアではアート・写真・建築・ファッションなど現代カルチャーに関する書籍やDVDなどが豊富に取り揃えている。
6階 レストラン「ジョルジュ」

6階 レストラン「ジョルジュ」

ポンピドゥー・センター/Pompidou Centre

住所
19 Rue Beaubourg, 75004 Paris, France < 地図を表示 >
Tel
+33 1 44 78 12 33
設計
レンゾ・ピアノ(イタリア)+リチャード・ロジャース(イギリス)
公式サイト
Centre Pompidou