静岡県沼津市の駿河湾越しに富士山を望める「伊豆・三津（みと）シーパラダイス」は1930年に開館。イルカやアシカのショーを間近で見たり、えさをあげたりして触れ合いながら楽しめる。
伊豆・三津シーパラダイスは日本で2番目に歴史の古い水族館。（1位は富山県の魚津水族館）日本で初めてバンドウイルカ・セイウチ・ラッコ・ジンベイザメを飼育した水族館としても知られている。駿河湾近郊の河川から深海までの水中生物をメインに展示。ショースタジアムや魚も泳ぐ自然プールでは、イルカ・アシカ・トドが個性豊かなパフォーマンスを披露してくれる。水族館だけではなく明太子専門テーマパークやいちご狩りの入場がセットになったお得なプランもある。
水族館といちご狩りを探していたら見つかった伊豆・三津シーパラダイスへ。最初にお出迎えしてくれたのは大きなセイウチとアオウミガメ。その先は海とつながる伊豆の川に棲む魚たちを紹介。そしてミズクラゲの万華鏡水槽を抜けると、日本一深い駿河湾の深海生物が集結したDON底（どん底）エリアに。タッチングプールでは何とタカアシガニに触れることができてしまう。
館内から外に出ると目前には駿河湾、海越しに富士山も見える絶好のロケーション。自然の入り江を利用したいけすにはマダイとブリが養殖中でえさやりコーナーがあり、お腹が空いていたのか結構な迫力でえさを取り合う。飼育場ではバンドウイルカやカリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシに魚をあげることもできるが見ているだけでも十分癒される。チリーフラミンゴとケープペンギンもいて、ペンギンは気さくにとことこ近寄ってくるのが可愛い。どれも距離が近いのが素晴らしい。
ショースタジアムでカマイルカとカリフォルニアアシカ、トドがトレーナーと息の合ったパフォーマンスを披露。アシカは賀正と書かれた大きな羽子板を2頭同時に鼻先に乗せるなど正月にちなんだショーを見せてくれる。イルカの海のショーステージではバンドウイルカが豪快なジャンプを次々と繰り広げて会場を盛り上げる。館内のセイウチがモリモリ魚を吸い込むお食事タイムも必見。
一通り楽しんだ後は入場時にいちご狩りとのセットプランを購入したため、車で15分程の距離にある江間いちご狩りセンターへ。先導車に誘導されてハウスに到着すると紅ほっぺが30分間食べ放題。腰の高さにいちごがあるので摘みやすく、練乳がいらないほど甘くて美味しい。1日で伊豆・三津シーパラダイスといちご狩りが楽しめるプランは4/30までなので今の時期はとてもおすすめ。
