京都市の森や芝生が広がる梅小路公園内にある「京都水族館」は2012年3月に開園。日本で初めて100%人工海水を利用した内陸型水族館で、京都駅から徒歩で約15分とアクセスも良い。
京都水族館は特別天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、イルカやペンギンなど約250種類のいきものを展示。2018年にはコミュニケーションコンセプト「近づくと、もっと好きになる。」を設定し、いきものはもちろん人や心の距離を近づける空間づくりを目指している。里山風景を再現したエリアや京野菜など京都の食材を使用したカフェなどもあり、梅小路公園と併せて1日中楽しめる。
![思った以上に大きいけど可愛いオオサンショウウオ](https://panda-chronicle.com/wp-content/uploads/2023/03/kyoto-aquarium-2023-02.jpg)
思った以上に大きいけど可愛いオオサンショウウオ
![約500tの人工海水からなる「京の海」大水槽](https://panda-chronicle.com/wp-content/uploads/2023/03/kyoto-aquarium-2023-03.jpg)
約500tの人工海水からなる「京の海」大水槽
京都駅に新幹線で到着後、荷物をコインロッカーに預け徒歩で京都水族館へ。入場してすぐにお出迎えしてくれるのは「京の川」エリアのオオサンショウウオ。西日本のみに生息し世界最大級の両生類はつぶらな瞳がチャームポイント。夜行性らしく日中はあまり動かないけど、折り重なるほどいるとは思わなかったのでちょっとびっくり。半屋外空間に進むとオットセイやアザラシが元気に泳ぎ、チューブ状の水槽ではアザラシが目を閉じてぷかぷか浮かぶ姿は微笑ましい。
再度館内に入ると、京都水族館で一番大きな水槽「京の海」エリアでマイワシの群れやエイ、アマダイなど約50種類のいきものが悠々と泳いでいる。ソファもありゆっくりと眺められるのも嬉しい。緩やかな勾配のスロープを進むと様々な角度からペンギンを観察でき、人に慣れているのか目の前に近づいてきてくれる。1羽ごとに「京都の通り」にちなんだ名前が付けられていて、壁に貼られている大名鑑やカラーバンドで識別できるぺんたごんで照らし合わせるのも面白い。
![丘でのんびりしているペンギン](https://panda-chronicle.com/wp-content/uploads/2023/03/kyoto-aquarium-2023-04.jpg)
丘でのんびりしているペンギン