横浜みなとみらい21を代表する「横浜赤レンガ倉庫」は、明治末期(1911年)から大正初期(1913年)に国の模範倉庫として竣工。2002年4月に新居千秋都市建築設計によりリニューアル。
「オランダ積」という工法でレンガを積み上げて作られ、港町らしく異国情緒あふれる横浜赤レンガ倉庫。1号館が展示スペース・ホールなどの文化施設、2号館はショッピングや食事が楽しめる商業施設となっている。その1号館にてオランダ生まれで子供から大人まで大人気の「ミッフィー」(うさこちゃん)の誕生60周年を記念して「ミッフィー展」を開催。(会期は2016/7/30~8/24まで)
横浜赤レンガ倉庫の1号館
日本のアーティストが作成したオリジナル・ミッフィー
2015年4月から始まりずっと行きたいと思っていたミッフィー展がついに横浜赤レンガ倉庫で開催。展覧会の初日は、梅雨が明け本格的な夏の暑さとなった。イベント広場では中南米のリゾートが体験できる「ビバ ラ ファーム!!レッドブリックパラダイス」も開かれ午前中からかなりの人出。
ミッフィー展の見どころはオランダの絵本作家 ディック・ブルーナが1955年に初めて描き、世界初公開となる「ファースト・ミッフィー」の原画。もちろんおなじみのとんがり耳のミッフィーの原画もある。さらにミッフィーの絵本7タイトルからのスケッチやミッフィーを丁寧に描いている貴重な映像なども展示され、60年の歩みを辿ることができる。展示室の最後では、日本人アーティストが180cmのミッフィーを自由にデザインした15体の「ミッフィー・アートパレード」が会場を彩る。
パネルはオランダのアーティスト作品