Architecture | PANDA Chronicle - Part 5( 5 )

国内外を問わず、今まで訪れた建築を美術館・博物館中心に紹介。展示作品についても。

草間彌生ワールドの集大成に興奮!「国立新美術館」
2016年11月に文化勲章を受章した前衛芸術家の「草間彌生」。時代の最先端を走り続け、水玉をはじめ初期から現在までの集大成として過去最大級の個展「わが永遠の魂」を国立新美術館で開催。 2017年1月に開館10周年を迎えた国立新美術館に関しては、常設展の無い新しいタイプの美術館「国立新美術館」で触れているため、今回の記事...
ガラスアトリウムに圧倒される「東京国際フォーラム」
東京・丸の内にあるコンベンション&アートセンター「東京国際フォーラム」は1997年1月にオープン。設計は国際建築家連合(UIA)の国際公開コンペで決定したラファエル・ヴィニオリ。 東京国際フォーラムは旧東京都庁舎の跡地に建設され、大小8つのホールと34の会議室からなる総合文化施設。JR 有楽町・東京駅や各地下鉄からのア...
神秘的な三角形に魅了される「21世紀キリスト教会」
大使館が点在し、国際色豊かな広尾の住宅街にひっそりと佇む「21世紀キリスト教会」(広尾の教会)は2014年8月に竣工。設計は「光の教会」など国内の教会建築で6作目となる安藤忠雄。 21世紀キリスト教会は聖書信仰に基づき正統的なプロテスタント教会で、誰でも参加できる日曜・水曜礼拝やセミナーなどが行われ、結婚式を挙げること...
丹下健三設計の横浜を代表する美術館「横浜美術館」
横浜市みなとみらい地区に位置し、シンメトリーで格調高い外観の「横浜美術館」は1989年11月に開館。設計は日本人初のプリツカー賞受賞者で、建築界の第一人者として活躍した丹下健三。 横浜美術館は横浜博覧会(1989年3月)施設のために開設した後、美術館として開館。約10,000点のコレクションは横浜にゆかりの深い作家から...
優しく夢を伝える「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」
ドラえもん、オバケのQ太郎、キテレツ大百科などの名作を生み出した漫画家 藤子・F・不二雄の作品を展示している「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は2011年9月に開館。設計は日本設計。 藤子・F・不二雄ミュージアムは1999年2月に藤子夫人から「作品を応援してくれた子供たちへ恩返しをしたい」との申し入れがあり、12...
壮大な宇宙の探求をアートで描く!「森美術館」
六本木ヒルズ森タワーの53階に位置する「森美術館」は2003年10月に開館。設計はニューヨークのホイットニー美術館や、マラガのピカソ美術館などを手掛けたリチャード・グラックマン。 森美術館は「現代性」と「国際性」を理念に掲げ、世界の先鋭的な美術や建築、デザインなど多彩な企画展を行っている。地上約230mと建物内の展示と...
科学の知識・面白さを凝縮!「多摩六都科学館」
世界4位の先進的なプラネタリウムがある「多摩六都科学館」は1994年3月に開館。設計は学校や博物館にコミュニティ施設など、元気を育てる子供の空間造りに定評のある環境デザイン研究所。 多摩六都科学館の六都とは多摩北部地域の小平・東村山・清瀬・東久留米・田無・保谷の6市を指す。(田無市と保谷市が2001年1月に合併して西東...
東京で歴史を守るもう一つの法隆寺「法隆寺宝物館」
上野の東京国立博物館敷地内にある「法隆寺宝物館」は1999年7月に開館。設計は豊田市美術館や土門拳記念館、ニューヨーク近代美術館などが代表作で、美術館の名手とも言われる谷口吉生。 法隆寺宝物館は1878年(明治11年)に奈良の法隆寺から皇室に献納され、さらに戦後国に移管した300点ほどの宝物を展示。宝物は飛鳥時代から奈...
壁を超え新たな価値を生み出す東大「情報学環・福武ホール」
東京都文京区の本郷通りに面する東京大学・赤門を入ってすぐ左手にある「情報学環・福武ホール」は2008年3月に開設。設計は同大学初となる特別栄誉教授の終身称号を持つ建築家 安藤忠雄。 東大で最新の独立大学、東京大学大学院情報学環は2000年4月に設立。社会との対話の拠点として建てられた情報学環・福武ホールは、東京大学創立...
生命の基本を楽しく学べる東京農業大学「食と農」の博物館
世田谷の馬事公園前にあり、東京農業大学の120年以上にも及ぶ教育と研究成果を発信する「食と農」の博物館は2004年3月に開館。設計は木材の使い方が特徴的で“和の大家”と呼ばれる隈研吾。 「食と農」の博物館は日本で初めて私立農学校となる東京農業大学の“見る・聞く・触る”をコンセプトとした体験型博物館。入館料は無料で1階は...