世田谷の馬事公園前にあり、東京農業大学の120年以上にも及ぶ教育と研究成果を発信する「食と農」の博物館は2004年3月に開館。設計は木材の使い方が特徴的で“和の大家”と呼ばれる隈研吾。 「食と農」の博物館は日本で初めて私立農学校となる東京農業大学の“見る・聞く・触る”をコンセプトとした体験型博物館。入館料は無料で1階は...
東京 | PANDA Chronicle - Part 4( 4 )
政治・経済・文化など様々な分野において日本の中心で、世界有数の大都市。
日本で最も歴史ある博物館の一つで、国立では唯一の総合科学博物館として上野公園内に位置する「国立科学博物館」は1877年1月に開館。設計は文部省大臣官房建築課の技師、糟谷謙三。 国立科学博物館は人類と自然との共存をテーマに、約400万点ものコレクションの中から「地球館」と「日本館」で1万点以上を常設展示している。広大な館...
上野公園近くの「国際子ども図書館」は1906年3月に帝国図書館として建設。戦後、国立図書館と名称が変わり増改築を経て2016年3月に全面リニューアル。改修設計は安藤忠雄と日建設計。 国立国会図書館 国際子ども図書館は国内外の児童書とその関連資料を収集・保存・提供する、国立の児童書専門図書館。誰でも無料で利用でき児童書の...
東郷青児のコレクションを収蔵する「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は1976年7月に開館。新宿の超高層ビル「損保ジャパン日本興亜本社ビル」42階にあり設計は内田祥三、他。 昭和の美人画家として有名な東郷青児のコレクション以外にアジアで唯一、ゴッホの「ひまわり」を常設展示し、特別展や企画展を年に5回ほど開催して...
日本・東洋の古美術品コレクションを展示し、広大で美しい日本庭園がある南青山の「根津美術館」は1941年10月に開館。歴史ある美術館は隈研吾の設計により2009年10月にリニューアル。 根津美術館は東武鉄道の社長などを務めた実業家で、政治家・茶人でもあった根津嘉一郎が収集した国宝7件・重要文化財87件・重要美術品94件を...
表参道駅からみゆき通りを根津美術館方面へ向かう南青山にある「コレッツィオーネ」は1989年9月にオープン。コンクリートの打ち放しに閉鎖的でストイックな空間の設計は安藤忠雄。 コレッツィオーネは隣の「フロム・ファースト・ビル」同様に、商業・オフィス・住居空間を備えた複合施設。周囲の落ち着いた街並みに配慮し高さを地上4階に...
個性的な建築が連なる表参道で、ドレスを纏ったような佇まいが特徴的な「ディオール表参道」は2003年12月にオープン。設計は金沢21世紀美術館などで知られる妹島和世と西沢立衛のSANAA。 クリスチャン・ディオールの旗艦店として建てられたディオール表参道。建物は地下1階から地上4階・塔屋の構成でエレガントなディオールのレ...
ファッション・アート・文化などのトレンドを発信する「表参道ヒルズ」は2006年2月にオープン。表参道の穏やかな坂道をそのまま建物内のパブリックスペースとして取り入れた設計は安藤忠雄。 ケヤキ並木が続く表参道に、商業・住宅施設を持ち合わせた複合施設の表参道ヒルズ。縦長のガラスが連なる全長は約250mもあり、ケヤキ並木とほ...
東京都世田谷区の二子玉川ライズにある「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」は2015年4月にオープン。設計は日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント。 1982年から東急電鉄と東急不動産が再開発事業としてスタートした二子玉川ライズが、4月に「ショッピングセンター・テラスマーケット」をオー...
学問の神として崇拝を受ける「松陰神社」は江戸時代幕末の思想家・教育者、吉田松陰を祀る神社。創建は1882年(明治15年)11月、現在の御社殿は1927~1928年にかけて造営された。 武士でもあり、明治新政府樹立に活躍した中心人物を育てた吉田松陰を祭神とする松陰神社。吉田松陰が開いた松下村塾では日本初の総理大臣 伊藤博...