東京 | PANDA Chronicle - Part 5( 5 )

政治・経済・文化など様々な分野において日本の中心で、世界有数の大都市。

緑溢れる「砧公園」とその豊かな自然に佇む「世田谷美術館」
世田谷区の東京都立公園「砧公園」は1957年4月に開園。ゴルフ場だった自然の地形を生かし、芝生広場と樹林で構成されている。公園内の「世田谷美術館」は内井昭蔵の設計で1986年3月に開館。 砧公園は元々、1940年が神武天皇の即位から2600年にあたりその記念行事として都市計画された大緑地。二子玉川・成城学園など閑静な住...
1歩先のデザインを目指し発信する「21_21 DESIGN SIGHT」
日常的な出来事に改めて目を向け、デザインの視点から提案・発信する「21_21 DESIGN SIGHT」は2007年3月に開館。巨大屋根や日本最長の複層ガラスなど建築技術を結集した設計は安藤忠雄。 21_21 DESIGN SIGHTはデザインの現状・制作現場をよく知るデザイナー、三宅一生(服飾)・佐藤卓(グラフィック...
現代アートと美術館カフェの草分け的存在「原美術館」
北品川の閑静な住宅街で、様々なジャンルの現代アートを積極的に展示する「原美術館」は1979年12月に開館。設計は東京国立博物館や銀座和光(旧服部時計店)などを手掛けた渡辺仁。 原美術館は元々、東京ガス会長や日本航空会長などを歴任した実業家・原邦造の私邸として1938年に建造された。戦後にはGHQにより取り壊されそうにな...
個性的な展覧会で現代アートを牽引する「東京都現代美術館」
現代アートを魅力溢れるメッセージで伝え、開かれた美術館を目指す「東京都現代美術館」は1995年3月に開館。設計は新国立劇場や東京オペラシティなど、公共建築を多数手がける柳澤孝彦。 東京都現代美術館が所蔵している約5,000点のコレクションは、常設展示「MOTコレクション」展として活用され、話題性や親近性の高いテーマで多...
常設展の無い新しいタイプの美術館「国立新美術館」
青山霊園や青山公園など緑豊かな周辺環境を活かした六本木の「国立新美術館」は2007年1月に開館。日本で最も新しく5館目に建てられた国立美術館の設計は建築界の奇才、黒川紀章。 国立新美術館は常設コレクションを持たず、1階から3階の国内最大級展示スペースに公募展・企画展など多彩な展覧会を開催する新しいタイプの美術館。美術に...
ル・コルビュジエ設計の上野「国立西洋美術館」
上野にあるモネ、ルノワールなど印象派の絵画やロダンの彫刻をはじめとする西洋美術専門の「国立西洋美術館」は1959年4月に開館。設計は近代建築三大巨匠の一人、ル・コルビュジエ。 国立西洋美術館は川崎造船所(現 川崎重工業)社長を務めた松方幸次郎のフランス美術コレクション「松方コレクション」を中心に展示。松方コレクションは...