人気アニメ“アンパンマン”の世界が広がる「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」は2007年4月に開館。設計はプロフェッショナルな空間プロデュースを得意とする乃村工藝社。
横浜市みなとみらいにある横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールは、アンパンマンの世界を見て・触れて・体験することができる。全国に5店舗（横浜・名古屋・仙台・神戸・福岡）展開している中でも、横浜は第一号店として2017年に開館10周年を迎えた。施設は「わんぱくタウン」「ふれあいタウン」「なかよしタウン」で構成されたミュージアムと無料で利用できるショッピングモールに分かれ、アンパンマンや仲間たちと一緒に歌ったり踊ったりできるイベントも実施している。
仕事でクリスマスに出かけることが出来ず、3歳の娘へのお詫びに横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールへ。車はアンパンマンミュージアムの屋上駐車場が丁度開いた時間に到着したためスムーズに駐められた。外観の写真でもゆっくり撮ろうと思っていたらすでに長蛇の列。慌てて並び入場を待っていると、アンパンマンとしょくぱんまんが挨拶に登場してくれる嬉しいサプライズ。
開館となりミュージアムへ入るとエントランスには記念撮影用の大きなアンパンマンがお出迎え。コインロッカーにはアンパンマンのキャラクターが描かれていてとても可愛い。1階わんぱくタウンは、すべり台好きの娘にはたまらない「虹のすべりだい」を何度も楽しみ、アンパンマンの石像がある屋外スペース「アンパンマンの丘」で大きなボールと遊ぶ。「やなせたかし劇場」のミニステージではアニメーション上映やアンパンマンを間近に見ることができ、早くもアンパンマンワールド全開。
2階のふれあいタウンでは街を再現した「みんなのまち」でお店屋さんごっこで遊び、「みみせんせいのがっこう」では工作・お絵描き教室に参加することができる。「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム紹介ギャラリー」では、原作者・やなせたかしの故郷 高知県にあるアンパンマンミュージアムの紹介や絵画・キャラクター紹介などを展示。3階のなかよしタウンではアンパンマン号やパン作りを体験したり、アンパンマンの世界を再現したジオラマがありどれも見どころ満載。
遊んだ後は「アンパンマン&ペコズキッチン」でお昼休憩。オリジナルメニューが豊富で常に混雑しているため、食べたい時間の1時間前に番号札を取るくらいが丁度良い。最後はショッピングモールでお買い物。ここでしか手に入らない限定グッズはもちろん、入園準備にも大助かりの名前入れサービスやパン教室・写真館まである。さらにアンパンマンの仲間たちが大集合するスペシャルステージも開催。アンパンマン好きの子どもにはまさに夢のような施設は、大人でも十分楽しめる。
