小豆島と直島の間に位置する豊島。その島の小高い丘にある「豊島美術館」は2010年10月開館。設計は同年に妹島和世との建築ユニット「SANAA」でプリツカー賞を受賞した西沢立衛。 瀬戸内の潤沢な漁場と農産物に恵まれて文字通り「豊かな島」であった豊島。過疎化が進み使用されなくなっていた棚田を再生させ豊島美術館が建てられた。...
Travel | PANDA Chronicle - Part 6( 6 )
建築・アートを楽しむ旅やプチリゾートを紹介。宿泊したホテルや旅館についても。
直島の「李禹煥美術館」は瀬戸内国際芸術祭のプレオープンとして2010年6月に開館。谷あいから海へと繋がる地形を活かした設計は、同島のベネッセハウス・地中美術館も手掛けた安藤忠雄。 ベネッセハウス ミュージアムから歩いて数分、瀬戸内海を臨む谷あいにひっそりと佇む李禹煥美術館。李禹煥(リ・ウファン)は韓国生まれでドイツやイ...
ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル、クロード・モネの作品が恒久的に展示され、建物が地中に埋設した直島「地中美術館」は2004年7月に開館。設計は直島で4件目となる安藤忠雄。 ベネッセアートサイト直島代表の福武總一郎がモネの「睡蓮」を購入したことがきっかけで構想が具体化した地中美術館。アーティストとキュレーターが...
ベネッセハウス屋外周辺には、直島のアイコン的存在で草間彌生の代表作「南瓜」(黄色い水玉模様のかぼちゃ)をはじめ、個性的で魅力ある現代アートが立地を活かして展示されている。 島全体がアートスペースの直島に相応しく、ベネッセハウス(ミュージアム・オーバル・パーク・ビーチ)の施設をとりまく海岸線や林間に数多くの作品が点在して...
美術館とホテルが一体となり、世界でも類い稀な施設の直島「ベネッセハウス ミュージアム」は1992年7月に開館。ベネッセアートサイト直島代表、福武總一郎の依頼で安藤忠雄が設計。 ベネッセハウス ミュージアムはベネッセアートサイト直島の中核施設「ベネッセハウス」の本館・ミュージアム棟で「自然・建築・アートの共生」をコンセプ...
館内の各所にアートがあり客室からは瀬戸内海、さらには四国の山並みが一望できる直島「ベネッセハウス パーク」は2006年7月に開館。設計は直島で数々の建築を手掛けている安藤忠雄。 ベネッセハウス パークは宿泊施設以外に現代美術作家 杉本博司のサイトスペシフィック・ワークをはじめ、宿泊者だけが鑑賞できる作品を展示している。...
直島の海の玄関として多くの来場者を迎えるフェリーターミナル「海の駅 なおしま」は2006年10月にオープン。設計は2010年にプリツカー賞を受賞した、妹島和世と西沢立衛のSANAA。 瀬戸内海に浮かぶアートの島として知られる直島の玄関口、宮浦港に建てられた「海の駅 なおしま」は平屋でSANAAらしく透明感のあるデザイン...
滝のシリーズが有名な美術作家、千住博の個人美術館「軽井沢千住博美術館」は2011年10月に開館。設計は先鋭的なデザインと、妹島和世とのユニット「SANAA」でも活躍している西沢立衛。 軽井沢千住博美術館は周囲の自然や地形と一体となるガラス張りの建物で、館内は明るく開放的。千住博が1978年から制作した作品を約100点収...
アラブ世界とフランスの文化交流を促進するパリの「アラブ世界研究所」。ジャン・ヌーヴェル設計の建物に魅せられての3度目となる訪問は、夜の外観を撮る目的が思わぬサプライズに歓喜! パリでアラブ諸国の文化に親しむことができる「アラブ世界研究所」。そのアラブ世界研究所へ近くのホテルから三脚を担ぎ張り切って到着すると、南側広場に...
ベルリンの壁が建っていたクロイツベルク地区にある「ベルリン・ユダヤ博物館」は2001年9月に開館。史実の重みや悲しさを物語るような建物の設計はダニエル・リベスキンド。 ベルリン・ユダヤ博物館は若者に人気のある地区、クロイツベルクに開館した市立博物館。建物は稲妻のようにジグザグに折れ曲がり、外壁には切りつけたようなスリッ...