豪華絢爛な屋台・笠鉾と冬の花火が秩父路を彩る「秩父夜祭」
京都の祇園祭、飛騨の高山祭と共に日本三大曳山祭に数えられる秩父神社の例祭「秩父夜祭」は毎年12/1~6に開催。中でも12/3の例大祭は豪華絢爛な屋台・笠鉾の曳き回しと花火が見どころ。
秩父夜祭は江戸時代から300年余り続き、秩父神社に立った絹織物の市「絹大市」(きぬのたかまち)の最終取引を飾る一大行事が発展した伝統あるお祭り。12/2の宵宮(よいみや)、12/3の例大祭の夜祭では、秩父神社にまつる妙見菩薩(女神さま)と秩父神社の神奈備山(かんなびやま)の武甲山に棲む龍神(男神さま)が年に一度、御旅所で逢い引きをすると伝えられる。例大祭を彩る屋台4基と笠鉾2基の山車は国の重要無形・有形民俗文化財に指定され、歴史的・文化的に価値が高い。
秩父地方の総鎮守「秩父神社」