沖縄古宇利島の高台にある「古宇利オーシャンタワー」は2013年11月にオープンした観光複合施設。島随一の景観を誇る展望塔をはじめ、貝の博物館やレストラン・ショップなどが楽しめる。
古宇利オーシャンタワーは沖縄北部観光の舵を取っていきたい意味を込め、古宇利島を帆船に見立て帆をイメージして建てられた。2・3階の屋内展望フロアと4階屋上のオーシャンデッキからは、古宇利ブルーや古宇利大橋を一望できるのが最大の魅力。世界中の貝を展示しているシェルミュージアム、貝で作られたアクセサリーなどを購入できるシェルショップも見応え十分。さらに最高の眺望で食事をできるレストランや、お菓子工場を併設したショップなど施設が充実している。

神秘的な貝の世界のシェルミュージアム

青のパノラマを満喫できる展望フロア
古宇利島の中腹に位置する古宇利オーシャンタワーへ。先ずはチケットを購入し、坂道を少し歩くとカート乗り場がある。タワーまでは南国ムード溢れる庭園を自動運転カートで8分程乗ることになり、カート内は古宇利オーシャンタワーについてや島の歴史の説明が音声ガイダンスで流れている。タワーに到着すると最初はシェルミュージアムから。世界各地から集められた1万点以上の貝が集結し、スクリーンの映像や青い照明効果も相まって海底を散歩しているような雰囲気を味わえる。
隣のシェルショップでは貝のアクセサリーや食器などの購入以外にも、オリジナルアクセサリー作りやシーサーの絵付け体験も行っている。ハートの形をしたリュウキュウアオイガイは特に人気との事。2階と3階は展望フロアになっていて、窓枠に収まるエメラルドグリーンの海は絵画のように美しい。12月~4月はザトウクジラが回遊してくる季節で、運が良ければ見ることもできるかも。

幸せの鐘があるオーシャンデッキ