入り組んだ海岸線が続く宮古島南部にある「イムギャーマリンガーデン」は自然の入り江を活用した海浜公園。個性的なビーチで人気が高く、波も穏やかなため小さな子どもでも安心して遊べる。
イムギャーマリンガーデンのイムギャー(インギャー)は宮古島の言葉で「囲まれた湧き水」を意味し、実際に入り江から地下水が湧き出ているためその名が付けられた。入り江の中の内海は天然プールと称され、波も殆ど無くシュノーケリングやSUP(サップ)が楽しめる。整備された遊歩道からインギャー橋を渡って海岸線に張り出した御神山(うがんやま)を登ると、頂上に設置された展望台から入り江の全景だけではなく外海の大海原も一望できるため散策にもおすすめのスポット。
山や橋があり箱庭のような景色
透明度が高くシュノーケリングに最適
過ぎ去った台風の影響は大きく、まだ波は若干高いためイムギャーマリンガーデンへ。9時過ぎに到着し20台程のスペースがある無料の駐車場はほぼ満車状態。運良く駐めることができたが数分遅ければ結構待つことになったかもしれない。ビーチは駐車場のすぐ隣で、天気も良く波は評判通り穏やかなので問題なく遊べそうだ。砂浜にレジャーシートを敷いて初めてとなる宮古島の海へ。
先ずはシュノーケリングで魚探し。サンゴ礁が点在し外海と内海の境目となる橋の下まで行くとかなりの種類の魚を観察できる。クマノミやルリスズメダイ、チョウチョウウオなどカラフルな魚たちも沢山いる。水が揺らいで見えるのは地下からの湧き水(真水)と海水は比重が異なるため混ざり合った時の現象みたい。磯遊びも楽しく小さなカニやヤドカリを捕まえて子どもは大喜び。
遊歩道を挟み左が外海で右が内海