のどかな島の風景にアートが共存する犬島「家プロジェクト」
島の豊かな自然と空き家・空き地を活用し、アートと建築が住民の生活と一体となって展開する犬島「家プロジェクト」は2010年7月に開始。ディレクションは長谷川祐子と妹島和世。
犬島「家プロジェクト」は直島の家プロジェクト同様に過疎化が進む集落の廃屋などを利用し、アートが日常生活と限りなく近距離に存在することで訪れた方と住民が対話できるような場所を目指している。犬島精錬所美術館に続き柳幸典の作品展示を目的とした3つのギャラリー「F邸」「S邸」「I邸」に、屋外の「中の谷東屋」を公開。長谷川祐子はアーティスティックディレクター、妹島和世は建物全ての設計を担当。将来的に7つのギャラリーまで発展することを構想に掲げている。
「F邸」作品:柳幸典 山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭